第4回ランチ会のご案内(1/27(水) 12:30~)

国際開発工学科の学生の皆さま

 

本年度最後のランチ会を以下のように開催いたします。新1年留学生と教員との懇親や情報伝達がメインですが、国際開発工学科の学生であれば、誰でも参加できますので、お気軽にご参加ください。本年度は、在学生の皆様から、1年生に向けて、学業や生活、その他諸々に役立つ(?)情報・経験談を語っていただきます。

 

開催日時 1月27日 水曜日 12:30~13:10

開催場所 石川台4号館 地下会議室

話題提供

M1 草苅 太建 君
M1 関 建新  君

食事   新1年生、チューター以外の方は、弁当持参の上でご参加ください(事前連絡不要)。

問い合わせ 高木泰士 准教授 (メールアドレス takagi <at>ide.titech.ac.jp)

Winarto Kurniawan 助教 (kurniawan.w.ab<at>m.titech.ac.jp)

第3回ランチ会のご案内(10/21(水) 12:30~)

国際開発工学科の学生の皆さま

 

本年3回目のランチ会を以下のように開催いたします。新1年留学生と教員との懇親や情報伝達がメインですが、国際開発工学科の学生であれば、誰でも参加できますので、お気軽にご参加ください。本年度は、在学生の皆様から、1年生に向けて、学業や生活、その他諸々に役立つ(?)情報・経験談を語っていただきます。

 

開催日時 10月21日 水曜日 12:30~13:10

開催場所 石川台4号館 地下会議室

話題提供

M2 易 成 君
4年 田中 恭介 君
4年 井上 陽晴 君

食事   新1年生、チューター以外の方は、弁当持参の上でご参加ください(事前連絡不要)。

問い合わせ 高木泰士 准教授 (メールアドレス takagi <at>ide.titech.ac.jp)

Winarto Kurniawan 助教 (kurniawan.w.ab<at>m.titech.ac.jp)

第2回ランチ会のお知らせ(6月25日12:30~)

国際開発工学科の学生の皆さま

 

本年第2回目のランチ会を以下のように開催いたします。新1年留学生と教員との懇親や情報伝達がメインですが、国際開発工学科の学生であれば、誰でも参加できますので、お気軽にご参加ください。本年度は、在学生の皆様から、1年生に向けて、学業や生活、その他諸々に役立つ(?)情報・経験談を語っていただきます。

 

開催日時 6月25日 水曜日 12:30~13:10

開催場所 石川台4号館 地下会議室

話題提供 4年生 王 丹 さん、水間 綾子 さん、田中 一正 君

食事   新1年生、チューター以外の方は、弁当持参の上でご参加ください(事前連絡不要)。

問い合わせ 高木泰士 准教授 (メールアドレス takagi <at>ide.titech.ac.jp)

以上

平成25年度 第4回ランチミーティング開催のお知らせ

日時:2014年1月29日(水曜日),午後12時20分より

開催場所:石川台4号館B04/05

国際開発工学科・専攻の所属メンバーのみならず、あらゆる学生の参加を歓迎致します(特に4類に所属する1年生を歓迎します)。発表は日本語で行われます。

 

冒頭あいさつ:日野出 洋文 教授(学科長)

スピーカー:HEMTHAVY PASOMPHONE(ヘムタビー ・パソムポーン)先生 国際開発工学専攻・助教 (高橋研究室)

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題目: 研究と学際的なネットワーク

私は平成元年に留学のためにラオスから初めて来日しました.学部から日本で教育を受けこれまでの人生の半分は日本で過ごしてきました.大学を卒業後日本の民間企業で製品開発の仕事に就いた後,母国で教育の仕事のかたわらJICAの援助プロジェクトに携わっていました.今回のランチ会では研究活動と様々な分野の研究者との連携について感じたことをお話します。

 

専門:電子工学,情報処理,個体間凝着

 

略歴:

1989年4月 来日,東京外国語大学付属日本語学校 入学

1990年4月 電気通信大学電子工学科 入学

1994年3月 同大学電子工学科 卒業

1996年3月 同大学電気通信工学研究科電子工学専攻 修士課程 修了

1996年4月 株式会社ボルテックス(都内)入社

1997年10月 ラオス国立大学工学部講師(JICA専門家のカウンターパート兼務)

2000年10月 東京工業大学理工学研究科国際開発工学専攻 博士課程 入学

2005年3月 単位取得満期退学

2005年4月 東京工業大学理工学研究科国際開発工学専攻 高橋研助手

 

(以上)

平成25年度 第3回ランチミーティング開催のお知らせ

日時:2013年10月23日(水曜日)、午後12時20分より

開催場所:石川台4号館B04/05

国際開発工学科・専攻の所属メンバーのみならず、あらゆる学生の参加を歓迎致します(特に4類に所属する1年生を歓迎します)。発表は日本語で行われます。

 

冒頭あいさつ:日野出 洋文 教授(学科長)

スピーカー:中道 久美子 先生 国際開発工学専攻・助教 (花岡研究室)

題目: 大学時代に進路について考えたこと

私は小さいころから環境問題に関心があり、今の都市での生活を、環境にやさしいものにするために、都市の構造自体を変えなければならないと考えて大学に進学しました。 今回のランチミーティングでは、なぜ都市と環境に興味を持ったのかを振り返って、進路について悩んだこと、その他の大学生活で感じたことについてお話しし、みなさんにとって少しでも何かの参考になればと思っています。 また、女性として感じることや経験についてもお話ししたいと思います。

 

専門: 都市・地域計画、交通計画、環境計画

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略歴:

2000年3月 愛媛県立松山東高等学校 卒業

2000年4月 岡山大学環境理工学部環境デザイン工学科 入学

2004年3月 岡山大学環境理工学部環境デザイン工学科 卒業

2004年4月 岡山大学大学院自然科学研究科 環境システム学専攻 博士前期課程 入学

2006年3月 岡山大学大学院自然科学研究科環境システム学専攻 環境システム学専攻 博士前期課程 修了

2006年4月 岡山大学大学院環境学研究科 社会基盤環境学専攻 博士後期課程 入学

(独)日本学術振興会 特別研究員(DC1) 採用

2009年3月 岡山大学大学院環境学研究科 社会基盤環境学専攻 博士後期課程 修了

2009年4月 (独)国立環境研究所 NIESポスドクフェロー、特別研究員

2012年7月 東京工業大学大学院理工学研究科国際開発工学専攻 助教

(以上)

平成25年度 第2回ランチミーティング開催のお知らせ

日時:2013年7月24日(水曜日)、午後12時20分より

開催場所:石川台4号館B04/05

国際開発工学科・専攻の所属メンバーのみならず、あらゆる学生の参加を歓迎致します(特に4類に所属する1年生を歓迎します)。発表は日本語で行われます。

 

冒頭あいさつ:日野出 洋文 教授(学科長)

スピーカー:安部  道玄 先生 国際開発工学専攻・中崎研究室・助教

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題目:研究と山登りと私の国際関係

 

専門:微生物工学、遺伝子工学

私は小さい時から生き物が好きで、「生物」に対する興味は昔も今も変わりません。その生物に対する興味を少しでも満たせる仕事が出来たらいいな、と思っていたら生物(微生物)の研究をする仕事に就いてました。

今回のランチミーティングでは、生物を対象とした研究の紹介をさせて頂き、その面白さを少しでも伝えられたらと思います。

また、私の趣味の一つである山登りと、私自身と「国際」との関係についても合わせてお話させて頂きたいと考えています。

略歴:

平成10年3月  私立攻玉社高等学校卒業

平成10年4月  東京工業大学七類入学

平成16年3月  東京工業大学大学院生命理工学研究科生物プロセス専攻

修士課程修了

平成19年3月  東京工業大学大学院生命理工学研究科生物プロセス専攻

博士課程修了

平成19年4月  静岡大学工学部教務員

平成21年10月 静岡大学工学部助教

平成22年3月  東京工業大学大学院理工学研究科国際開発工学専攻助教

平成25年度 第1回ランチミーティング開催のお知らせ

平成25年度 第1回ランチミーティングの開催案内

日時:2013年5月22日(水曜日)、午後12時20分より

開催場所:石川台4号館B04/05

国際開発工学科・専攻の所属メンバーのみならず、あらゆる学生の参加を歓迎致します(特に4類に所属する1年生を歓迎します)。発表は日本語で行われます。

 

冒頭あいさつ:日野出 洋文 教授(学科長)

スピーカー:鎺 広顕 先生 国際開発工学専攻・江頭研究室・助教

題目:大学生活を通しての私の国際化

Prof.Habaki略歴:

1988年3月  神奈川県立希望が丘高校 卒業

1989年4月  東京工業大学工学部第3類 入学

1993年3月  同大学工学部化学工学科 卒業

 

1995年3月  同大学大学院理工学研究科化学工学専攻 修士課程 修了

1998年3月  同大学大学院理工学研究科化学工学専攻 博士課程 修了

1998年4月  東京工業大学大学院理工学研究科化学工学専攻助手

2004年4月  オーストラリア・メルボルン大学工学部化学・生体分子工学科においてCooperative Research Centre for Greenhouse Gas Technologies研究員

2006年6月  東京工業大学大学院理工学研究科化学工学専攻助手

2008年4月  同大学大学院理工学研究科国際開発工学専攻・江頭研助教

 

専門:物質移動現象、分離工学

東工大に入学し、クラスメートにインドネシアとシンガポールからの留学生がいました。それが私にとって初めての外国人との関わりでした。現在では様々な国の方との関わり合いが無くては業務が成り立たない程であり、これは多くの先生も同様だと思いますが、外国人の方との関係は非常に重要となっています。今回のランチ会では私個人の国際化、と言っては大袈裟ですが、研究および個人的な付き合いを通して海外の方との接することにより感じたことを主として私の経験を紹介したいと思います。

平成24年度 ランチミーティング (第四回)開催案内

日時:2013年1月30日(水曜日)、午後12時20分より

開催場所:石川台4号館 B04/05

国際開発工学科・専攻の所属メンバーのみならず、あらゆる学生の参加を歓迎致します(特に4類に所属する1年生を歓迎します)。発表は日本語で行われます。

 

冒頭あいさつ:日野出 洋文 教授(学科長)

スピーカー:Kim, Minseok先生 国際開発工学専攻 (高田研究室) 助教

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題目:留学生から外国人教員まで日本で過ごしてきた14年

専門:情報通信,信号処理

経歴:

平成4年3月      Hanyang大学 電気工学科(韓国ソウル)入学

平成6年3月~平成7年9月      兵役(陸軍)

平成11年4月    横浜国立大学 大学院 工学研究科 電子情報工学専攻 研究生

平成12年4月    横浜国立大学 大学院 工学研究科 電子情報工学専攻 博士課程前期

平成14年4月    横浜国立大学 大学院 工学府 物理情報工学専攻 博士課程後期

平成17年3月    横浜国立大学 大学院 工学府 物理情報工学専攻 博士号取得

平成17年4月    株式会社 ブレインズ(東京都世田谷区)エンジニア

平成18年10月  横浜国立大学大学院 工学研究院 博士研究員

平成19年7月    東京工業大学 大学院 理工学研究科 国際開発工学専攻 助手 着任 現在に至る

 

内容:

学部時代から誰ものように就職するパタンが嫌で,想像もしなかった日本での就職と留学を決断してからそろそろ15年目を迎えています.はじめてのひとり暮らしで大変だった留学生時代,韓国と一番近い国でありながら文化的ショックも感じました.大学院を卒業してから,日本の中小企業で製品開発に従事したエンジニアと大学研究員を経て,現在は東工大の教員として研究・教育に従事しております.本発表では,これまでの簡単な研究概要の紹介とともに,日本で学生・研究者・教員として過ごして感じたことについてお話できればと思いますので,留学生の皆さんに共感してもらいながら活発な意見交換の場になれば幸いです.

2012年度第3回ランチミーティングの開催案内

日時:2012年10月24日(水曜日)、午後12時20分より

開催場所:石川台4号館B04/05

国際開発工学科・専攻の所属メンバーのみならず、あらゆる学生の参加を歓迎致します(特に4類に所属する1年生を歓迎します)。発表は日本語で行われます。

 

冒頭あいさつ:日野出 洋文 教授(学科長)

スピーカー:稲垣 厚至 先生 国際開発工学専攻 神田研究室 助教

題目:「大学での研究生活を振り返って」

専門:都市気象,流体力学

 

 

略歴:

平成 9 年3月 神奈川県立横須賀高等学校卒業

平成10年4月 東京工業大学6類入学

平成13年4月 神田研究室に配属

平成14年3月 東京工業大学工学部土木工学科卒業

平成15年5月 ドイツ・ハノーバー大学へ留学

平成17年3月 東京工業大学大学院理工学研究科土木工学専攻修士課程修了

平成20年3月 博士号(東京工業大学国際開発工学専攻)

平成20年4月 東京工業大学大学院理工学研究科土木工学専攻助教

平成22年9月 東京工業大学大学院理工学研究科国際開発工学専攻助教

 内容:

大学4年の時に研究室に所属して以来、約10年間研究活動に携わってきました。大学1年生の頃は研究者になることも将来どのように生計を立てていくかも全く考えていませんでしたが、今では研究無しの生活は考えられません。現在に至るまでの心境の変化やその原因となった出来事、その後の環境の変化などについて振り返ってみたいと思います。それと並行して、これまで行ってきた研究内容について紹介し、研究の面白さを少しでも伝えることができればと思います。

 

IDE学生レポート(#1, 2012)_若林一貴君(高橋研究室)

「イスラム世界との未来対話セミナー・アンマン会合」 未来対話感想文

若林 一貴

国際開発工学専攻 修士課程

1       活動概要

外務省と笹川平和財団の共催による、「イスラム世界との未来対話セミナー・アンマン会合」に参加した。このセミナーは学生・有識者が日本・中東双方から参加し、中東に関連した事柄について発表・議論することを目的としている。このセミナーの中の「青年の社会変化」と題するセッションにおいて、日本の青年の代表として発表を行った。期間は2012年度の2/27から3/4までであり、書類と面接による選考を経て、派遣されることとなった。

2       セミナー

日本側の代表として、日本在住の学生のグループ(5人)、ヨルダンで活動している日本人JOCV(5人)が参加し、ヨルダン側の代表として8名程度のヨルダン大学の学生が参加した。その他に中東関係やイスラム文化の有識者が参加していた。未来対話セミナーは基調講演、セッション1~5、閉会セッションからなっており、日本在住の学生のグループはセッションの一つである、青年セッションで発表を行った。

2.1       青年セッション

2.1.1   日本側の発表
我々(日本在住の学生)の発表は、日本の青年の実情を伝える内容として一貫性のある発表になっていたと思う。ただ発表内容に関係した質問が一つしかなかったのが残念であった。もう一方の日本人のグループの発表もまとまりのある内容であった。ただ日本から出て海外での活動を通して感じたこと、という内容であった。このような意見はヨルダンに限らず世界中どこへ行っても聞くことができるので、それよりは現地での活動を経験した日本人からみたヨルダンの状況、といった地域性にこだわった意見を聞きたかった。

2.1.2   ヨルダンの学生・有識者のコメント
ヨルダンの学生の発表は本の中の一項を取ってきた程度のもので具体性にも独自性にも欠けていたのが残念であった。ヨルダンの学生として意見も特になく、ヨルダンの学生がどのような考えをもっているのか、具体的になにを行っているのかが分からなかった。また青年間の対話といいつつ、有識者が演説を始めるので聞いていて企画の趣旨に反していると感じた。青年セッションに限った改善策としては事前にお互いの発表内容を共有し、疑問点を洗い出し質問を考えておくことが有効だと考えた。

2.2       その他のセッション(有識者の発表)
有識者の発表は的を得ないものが多かった。中東諸国の現状を伝える内容としてはよいかも知れないが、具体的にその現状に即した解決策を提案するものではなかった。そのような発表に対する反応も、長々とした同意意見であり有意義な話し合いとは言えなかった。問題点を挙げるだけでなく、一歩前に進む内容の発表を期待したい。
ただいくつかの発表は面白い内容であった。ある有識者はイスラムの考えはイスラムでない人との区別として作用するのではなく、むしろイスラムの考えを通してより相手を理解しようとしていると語っていた。また「アラブの春」が中東の人々にとってアイデンティティを刺激したようで、「アラブの春」に関係する発表内容が、その議題ではない場合も伺えた。このようにイスラムやアラブという集団を成す枠が彼らのアイデンティティにとって重要である一方で、バーレーンの有識者は、他の中東諸国とバーレーンを一括りに議論しないでもらいたい、と発言していた。やはり、どの地域、どの文化であっても同調性や誇りとなると同時に、個人や国が独自性を主張する際に障壁と思うこともあるということだろう

3       現地情報
市内視察や現地住民との交流を通して、ヨルダンのインフラ状況や文化的・政治的状況などがわかった。事前に収集した情報とわせて考えることで実際の現状をより理解することができたと思う。

3.1       インフラ
インフラは基本的に整っていない。移動はタクシーが主な交通手段であり、バスは一部のみ整備されていて、電車は、ヒジャーズ鉄道の一部が残っているが、基本的には地上地下に関わらず整備されていない。水道は上下水道が完備されておらず、設置されているのは、谷の地点に排水溝がある程度である。普段は一週間に一度給水車が各家庭を尋ね、タンクに水を貯め、それを一週間使い続ける。滞在中に雪が降ったため、排水溝より水が溢れている様が確認できた。夜は明かりをつけている建物が少なく、街灯もほとんどないため、街が非常に暗くなる。普段東京で如何に電力を消費しているかを感じた。一般家庭の家屋は部屋間にドアが無いため、冬は非常に寒い(夏は風が通りよい)。電気・ガスの供給も十分でないため、暖房も寒さをしのぐほどには使えない。このような状態を改善する一つの案として、ダンボールを壁につけることを考えた。ダンボールは空気の層をもち、空気は熱伝導率が悪いので、保温に適している。

3.2       現地住民
現地住民の交流としては、日本語を学ぶ学生と現地に住む家族、町の人々との会話を通して行った。日本語を学ぶ学生との交流はヨルダン大学にて行われた。日本語講座は大学で開かれているが、一般者にも開かれており誰でも参加可能で、15人程度の現地の人が参加していた。日本語の習熟程度は様々であり、日常レベルの会話であれば問題なく行える人から基本的な単語であっても分からない人がいた。男性と女性の人数はほぼ同数であった。自己紹介ゲーム・料理の紹介を通じて親睦を深め、互いに意見を交換するなど非常に有意義な時間であったが、ヨルダン大学が7時に閉まってしまい、心残りであった。
機会があるごとに現地の人々と話をしてみたが、大学で学んでいるもの以外で英語を話せる人は稀であり、十分なコミュニケーションが取れなかった。

3.3       ヨルダンの文化的・政治的側面
ヨルダンにはヨハネがイエス・キリストに洗礼を授けたと言われている場所がある。キリストの洗礼地にはいくつかの説があるが、遺跡が発見されたことによりヨルダンにある場所が本物とされている。現在は陸地でありヨルダン川から離れたところにあるが、かつてはヨルダン川は現在よりも大きな川であり、枯渇してしまったために川から離れた場所にある。多くの文化がこの洗礼地から始まったと考えると、感慨深いものである。
また政治的側面としてヨルダン川(ヨルダン/イスラエル国境)は対岸にイスラエルの施設が見える。その距離はほんの10m前後であり、すぐにでもたどり着けそうな距離にある(雪の後で水位があがっていたので、普段はもっとちかいかもしれない)。近くには銃をもった兵隊がいた。たかが川であるが、そこには人間が作り出した境界があり、これが国境かと感じさせられた。
その他にもモスクや聖ジョージ修道院といった宗教的建築物、アンマン城といった歴史的建築物を見学した。

4       まとめ
ヨルダン滞在を通して、中東諸国の有識者との議論・現地学生との交流・市内視察を行った。現地学生との交流では当地学生の意見や日本文化の浸透度合い、当地の現状を知ることができた。市内視察を通しては、インフラの実情とヨルダンの文化的・政治的側面を感じることができた。特にインフラに関しては、まだまだ脆弱な環境を直視しこれを問題と捉え、エンジニアリングの視点から解決案を考えたので、機会があれば実現したい。今回の訪問により中東の一つの国を訪問することができたが、中東といえども一つ一つの国の実情は様々なので、今後も中東周辺各国、また他地域への訪問を通して現地の人々との相互理解を深め、協力の場を探って行きたい。

(2012年6月1日掲載)