大即研究室

 
大即研究室 (南 6号館 2F)
 21世紀は,ものを大事にし,環境を考える世紀です.このことも考えて.当研究室では構造物の維持管理・耐久性を研究対象としています.主として,コンクリート構造物を対象として,①コンクリート中のイオンの移動, ②電気化学的補修工法, ③コンクリート中の微小領域,④世界各地の低品質骨材, ④コンクリート中鉄筋の腐食, ⑤コンクリート表層部の欠陥評価手法,に関する研究を行っています.
 特に,本専攻では,アジアに関連するように心がけ,アジア各地での現地調査や温度・湿度の影響などに多大の関心を寄せています.写真は,コンクリート中への中性化(炭酸ガスの浸入による pHの低下)に及ぼす骨材周辺のITZ(Interfacial Transition Zone)の影響を示したものです.