メルボルン滞在記録(メルボルン大学:The University of Melbourne編)

皆様、いかがお過ごしでしょうか?M2の石尾です。私は元気です。

こちらに来てからそろそろひと月になろうとしています。随分慣れてきたように思います、というよりも、日本での暮らしとほとんど変わりはありません。今が冬であること、東京よりも穏やかであること、至る所ににカフェがあることくらいが違いでしょうか。

朝起き、大学へ行き、勉強をし、帰宅、寮のメンバーと夕食を食べ、その後リビングで映画を見(私は、毎日という訳ではありませんが、毎日必ず誰かが夜中まで映画を見ています)、眠る。休日は出かけるといった具合です。

食事は自炊と外食が3:7くらいです。やはりオーストラリアということもあり、パン食が多いです。無数にあるカフェでは皆サンドウィッチとコーヒーを食べています。コーヒーは、カプチーノを注文する人が多いように見受けられます。頻繁に飲みます。私の寮の最寄駅であるElsternwick駅傍の喫茶店では毎朝早くからコーヒー豆を炒っており、うまそうな匂いが寮を出て電車に乗るまでずっと鼻に届きます。こちらのパンの多くはライ麦製なのか(正確にはわかりませんが)、日本の食パンのように真っ白なパンにはめったに出会いません。

しかし、パン食が続くのは私にとっては辛く(ぱさぱさしない暖かい炭水化物を食べたいのです)、カフェよりも、中華料理屋、日本料理屋、韓国料理屋、カレー屋、スパゲッティ屋に行ったり、自分で何かを作ることの方が多いです。メルボルンの街にはアジア系の人が多く(大学でも半分くらいはアジア系です)、中華料理屋などは簡単に見つかります。大学にも食事をとれる場所が10か所ほどあるのですが、それらのうち少なくとも半分の場所で(学食はフードコートのような形態になっています)パン以外の物を食べることができます。

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寮では殆ど毎日誰かが皆のために夕食を作っています。パイやピラフ、チャーハンなど、皆の出身国の特徴を持つメニューが出ます。この間はなんと巻きずしが出ました。アボカド、サーモン、マグロやキュウリを巻いています。驚いたのは、「本気か?」と言うほど皆ワサビに弱いことです。顔が真っ赤、涙目になります。

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また、オージービーフを試しました。かなり安いです。私の手のひらより少し大きいくらいのステーキ肉3枚で10ドルしません。来たばかりの時はこればかり食べていました。慢性的に顎が痛むようになったので、今は控えていますが、うまく焼かないと恐ろしく固くなります。

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食べ物の話ばかりになってしまいましたが、大学についてもご紹介したいと思います。

今私がお世話になっていのは、the department of infrastructure engineeringのLu Aye先生です(後日写真などで紹介できればと思います)。毎週火曜日に個別のゼミがあり、そこで研究の進捗状況の確認、ディスカッションなどを行います。指導を受ける研究中の修士学生は研究室を与えられ、そこで研究を行いますが、横のつながりは余り無く、全体ゼミもありません。各学生が個別に研究或いはプロジェクとを行い、適宜指導教官からの指導を受ける、という仕組みです。

私の今いる部屋にはイランからの学生が多く、約3割を占めます。インフラ系と一口に言っても色々で、Remote SensingやらLiDAR やらSSECやら、見慣れないキーワードが並びます。しかし、基本的に使うツールは統計学的なものが多いうえ、MATLABを使っている人が多いので、テーマは異なるものの気軽に話し合ったり、アドバイスを貰ったりすることができます。隣人達については後日ご紹介できればと思います。

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