D1向井です.
Technology Reviewで面白い記事を見つけたので紹介します.
“Light-Trapping Photovoltaics”
http://www.technologyreview.com/energy/25083/#afteradbody
<内容要約>
薄膜型太陽電池に使われているアモルファスシリコン[amorphous(非晶質) silicon]と銀silverを使って,太陽光に含まれるいろんな波長の光を電子に変えて,発電効率を高めるという技術を,Kylie Catchpoleさんが開発しました.
<コメント>
・記事に移っている,彼女が手にしている球状の太陽電池が強烈なインパクトです.
彼女は学部を卒業してから10年間,ずっと太陽電池の研究を続け,この太陽電池を開発したそうです.
僕自身は太陽電池セルは作れないですが・・・発想力と忍耐力は,是非,お手本にしたいなあと思いました.
・アモルファスは低コストだけれど発電効率が低い,というのが特徴なので,うまく大量生産する生産システムを構築することができれば,単結晶や多結晶とさらに実用性で差をつけることになります.ただ,銀の資源量が問題かもしれません.