報告:講義_国際開発共創概論(2017)について

私がコーディネーターを務めている科目として、融合理工学系の「国際開発共創概論」があります(自分自身も一部の講義を担当しています)。この科目は、旧国際開発工学科の「国際開発論」を発展させた構成になっており、その特徴は学外の多彩なゲストスピーカーを招聘しているところにあります。

本講義では、国際的な視野と規模で活躍しているゲストスピーカーの業務・研究分野について、生の声を通じて触れることができること点が最大の特徴となっています。また、各ゲストスピーカーから提示される課題について、GSEP学生を含む多様な国籍の学生たちがグループワークとして取り組み、発表する点も、講義に対する理解を深める重要な活動と位置付けられています。

本科目は、GSEP学生と融合理工学系において英語で学ぶことに積極的な学生のために、今年度から英語により開講されています(ゲストスピーカーの方々は英語に堪能な方ばかりです)。英語を使った発表やグループワークをすることに慣れていない学生にとっては少々ハードルの高い科目になったかもしれませんが、どこまで英語を使いこなせる様になるとよいのか、実践的に体感できたのではないかと思います。

今年度(2107年)のゲストスピーカーは以下の方々でした(記載順序は講義の日程に沿っています。写真も同様です)。皆様、ご多忙のところ、ご出講くださり、誠にありがとうございました。

  • 国際協力機構(JICA)より、市口知英氏
  • 日本工営株式会社より、森尾康治氏
  • ワールドビジョンジャパンより、木内真理子氏
  • 地球環境戦略研究機関(IGES)より、堀田康彦氏
  • オリックス株式会社より、坂井 正実氏
  • 三井物産株式会社より、工藤仁氏