風力発電の拡大と経産省産業構造ビジョン5分野

M1佐藤です。

今月の新聞記事を紹介します。

記事①「(2/18)風力発電、世界で3割増 09年、中国・インドけん引」(2010年2月18日 日経新聞)

日経エコロミーの記事紹介↓

http://eco.nikkei.co.jp/news/nikkei/article.aspx?id=ASGM1702Y%2018022010

記事②「経産省、競争力強化へ官民協力 新興国インフラ受注など5分野重点」 (2010年2月20日 日経新聞)

NIKKEI NET

http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20100221ATFS1903B20022010.html

コメント

日本は経済成長戦略として、新興国のインフラ整備に機会を見出しているようです。

経産省の産業構造審議会によると、新興国のインフラ開拓の具体例は「原子力発電」、「水ビジネス」でした。

風力発電はアメリカ、中国が非常に力を入れています。特に、アジアのインフラのひとつとして風力発電に日本としては、注力しないのかと疑問に思いました。

太陽光発電と比較した場合、風力発電のメリットは①発電単価が安い②面積当たりの発電量が多い(火力、原子力などには遠く及びませんが)などです。

逆にデメリットは①風邪を遮らない開けた地形、周囲に都市、町が無いなどの限られた立地でしか設置できない②バードストライク③騒音、低周波被害などです。

こう考えると、日本という限られた地理の国では太陽光発電の方が向いています。アメリカ、中国など広大な土地を持つ国は風力の方が向いているでしょう。

さて、アジアに全体に目を向けるとどうでしょうか。中国以外では、インドネシア、シンガポール、台湾など比較的小さい国々がたくさんあるのが特徴ではないでしょうか。特に、アジア地域では人口増加による都市開発が世界銀行で話題になったりもしています。(半年ほど前にセッションに参加しました。)

なんだか、風力の話題か太陽光の話題か混ざってしまいましたが、新エネルギーの拡大に日本が何か貢献できる方向性として、風力も太陽光も両方あるのではないでしょうか。官民一体となった支援を行うのであれば、海外での機会を得るためにも風力ももっと後押ししていく方向も十分考えれられるのではないか。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください