専修大学(南魚沼辻又地区担当)活動見学

8月2日に沢村くんと平井でみなとみらいで行われていたイベントにいってきました.

私たちと同じように集落活性化事業に参加している専修大学が,担当している南魚沼の辻又集落のお米を使ったおにぎり屋さんを出店していると地域政策課の熊倉さんに教えていただき,それの見学にいってきました.

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11時開店のところ,10時半過ぎについたのですが,おにぎりを無事に食べることができました.

種類は(さけ,おかか),(さけ,うめ),(さけ,たらこ)の三種類で,唐揚げ,卵焼きもついて600円でした.

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活動についてもお話を伺えました.

担当している皆さんは,経営学部経営学科の森本ゼミの皆さんで,去年活性化事業に応募をして活動を開始しました.
夏に一週間ゼミで集落に滞在をして,それ以降月一度複数名で訪問するなど積極的に活動をしているそうです.

今回のおにぎり屋さんは,みなとみらいのこのイベントで何度もお店を出している方と関係を結んで,
その方の協力で出店をしています.
継続的に出店する予定はなく,単発のイベントだということです.

その他の活動としては書籍を大学から出版して,辻又地区の様子を発信しているとのことでした.

辻又集落も大白川集落と同様に,アクセスが悪く,冬の積雪が多いことから人口の流出がすすんでいます.
主要な産業であるコシヒカリも昔ながらの方法でつくった100%のコシヒカリであっても,手間暇がかかる割に値段が上がらないことが悩ましい状況となっています.
農協に頼るのではなく自分たちの力でブランド戦略を行っていきたいようですが,人手不足や売り手先を見つけることが難しい状況だそうです.

一番若い子供で小学校六年生でその子もこの先辻又に残る見込みはあまりなさそうです.

話を聞いて思ったことは

集落の良さをアピールすることは難しいなということです.
大白川の良さと辻又の良さ,問題点,とっても似た様子です.
アピールされる側のことを考えるとどこも一緒?と考えられてしまうのではないでしょうか.
ここは安易に型にはめたような解決策を出さないことが重要だなと強く感じました.

もちろん,行った人にしかわからない空気感などあると思います.
私も大白川を訪れてとってもいいところだなと気に入りました.

あの美しい自然と,美味しいお米を今後維持していく人がいなくなってしまうのはとても残念なことだと専修大学の学生もおっしゃっていましたが,本当にその通りだと思います.

なんとかアイデアを絞り出して貢献できるようにがんばりましょう.

専修大学のみなさま,おにぎり美味しかったです.

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平井雄之