阿部研、M1の佐藤です。
今年の取り組みである、記事紹介をアップします。
テーマは「エコビジネス」、「再生可能エネルギーに関する規制」です。
今回は、1月28日の産経ニュースから紹介します。
【概要】
環境省は27日、風力発電を環境影響評価法(環境アセス法)の対象にする方針を固めた。28日の中央環境審議会の専門委員会の報告書に盛り込まれる見通し。環境省は低周波音の人への影響調査にも乗り出す。
詳細はこちらへ↓
http://sankei.jp.msn.com/life/environment/100128/env1001280145000-n1.htm
【コメント】
風力発電はご存知の通り、ブレードと呼ばれる羽を風の力で回して発電します。
そのときにでる音、特に人の聞こえない範囲の低周波の音が健康被害を周辺住民に与えてる、という声が上がっています。
実際の影響については、本当に風車が被害を起こしているのか、音が被害を起こしているのかを調査している段階です。
今回の環境アセス法の対象になったのは、まさに環境の予防原則が働いた形です。
この規制は、風力発電の発展にとって越えなければならない壁だと思います。
そして、再生可能エネルギーには未知の障害が潜んでいることを示す一例だとも考えられます。
障害がいくつあろうとも、課題を解決し発展させ続ける、その一端を担えるような研究をしていかねばならないと考えさせられる記事でした。