マーシャル諸島滞在記⑥

皆様、こんにちは!

石尾淳一郎です。

ここでは、マーシャル諸島滞在5日目(実質的には4日目)について書きます。よかったらご覧ください。

3月25日(日)

この日は教会で礼拝が行われます。マーシャル諸島の人々の多くがキリスト教徒であり、その多くはプロテスタントです(モートンさん曰く、正確には分からないがマジュロだけでも20は教会があるのではないか、とのことでした)。週に何度か礼拝が行われているようですが、日曜の礼拝に最も多くの人が参加します。私もその礼拝に参加すべく、正装をし、近所のUliga Churchに向かいます。

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礼拝のスタートは10時半からです。早い時間でしたが、続々と集まってきています。このUliga Churchというのはマジュロ市内でも有数の教会だそうです。入口のおじさんに服装をチェックしてもらい、中へ入ります。男性よりも女性の方が多いように見受けられました。

開始の鐘と共に、礼拝がスタートします。実はこれまで一度も教会での礼拝というものを見たことがありませんでした。自然、緊張します。開始後もどんどん人は増えて行き、写真ではまだ空いていますが、後に一杯になります。神父の説教、合唱団による演奏、参加者全員での合唱、という流れをだいたい4回繰り返します。礼拝とは歌を歌うことなのだと知りました。誰かがずっと歌っているのです。覚え易いメロディーだったので、私も一緒に歌いました。感動的です。私の隣に座っていた婦人は、感動のためか涙を流していました。印象的な光景でした。ただ、子どもは、何事か良くわかっていないようで、ぐずついたり、きょろきょろしたり、ウロウロしたりしてお母さん方を困らせていました。

午後はエヴァンとその友人たちと共に、ロングアイランドホテルの昼食会に参加します。

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食事は中華バイキングで、中にはローカルフードも散見されました。特にパンノキの実のクリーム煮などが良かったと思います。ホテルで現マーシャル諸島共和国大統領のチューレラン・ゼドケア氏を見かけました。家族で食事に来ているようで、後で話しかけてみようと思ったのですが、気付いた時には帰ってしまっていました。残念です(ただ、不躾に食事の邪魔はしたくはありませんでした)。食事は17ドルと結構高いです。

食後、友人宅に遊びに行きます。庭からはすぐに海に出られるようになっており。ラグーン側を眺めながら、愉しい一時を過ごしました。

5時ころ帰宅し、そろそろ食事でもと思っていたのですが、どうも腹の調子が良くありません。違和感は徐々に痛みに代わり、夕食はあまり喉を通らず、持ってきた薬を服用し眠りについたのですが、夜中の1時ころに目を覚ましたからは、だいたい30分おきにトイレに通うことになりました。私にとって、海外旅行の際に腹を下すのは当たり前のことで、「5日目にしてようやく来たか」といった感じでした。ただ、辛いです。明日の予定に影響が出ないよう、回復を祈りながら一晩過ごしました。

つづく

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