M1片谷@アーヘンです。
遅くなりましたが、アーヘンでの留学生活に関する2回目の報告をさせていただきます。
前回学生寮および研究室について報告させていただいたので、今回はこれまでのドイツの食事および生活について紹介させていただきたいと思います。
ドイツでの私の楽しみの1つが、スーパーマーケットで買い物をすることです。基本的にドイツの物価は日本に比べて安く(円高の効果も少なからずありますが)、肉・野菜等の種類も豊富です。
ドイツの家庭には基本的にオーブンが備え付けられており、私が住んでいる寮のキッチンにもあります。もうすぐドイツでの生活も3週間が経とうとしていますが、コンロよりもオーブンを使用する頻度のほうが総じて高いように感じます。写真はシュニッツェルというドイツで親しまれている料理のひとつで、大学の学生食堂(メンザと呼ばれています)では毎週火曜日にシュニッツェルを食べることができます。写真は冷凍のもので1枚200円しないのですが、オーブンで調理したのでとてもおいしく出来上がります。ほかにも冷凍のピザが1枚100円前後で買えるので、寮の冷蔵庫に常に10枚前後のストックがあります。
寮のメンバーともよく話をしますが、原子力発電はやはりドイツでも大きな問題のようです。ドイツには4つの大きな電力会社(E.ON, RWE, Vattenfall and EnBW)があり、これらが各地域で大きな力を持っています。これらの電力会社に加え、ドイツには800以上もの配電会社が存在しています(2011年時点)。ドイツではEEG(再生可能エネルギーに関する法律)などの影響もあり、年々電気料金が値上がりしており、契約内容や契約会社を見直す人々も増えています。寮でも電気の使い過ぎにはつねに気を付けるようにしています。
また、やはりドイツということで、たいていのドイツ人はやはりサッカーが好きです。研究室のメンバーの数人で毎週水曜日にフットサルに参加しており、先日は日本でいうスポーツバーにサッカー観戦をしに行くなど、とても人気があることがわかります。しかしながら週末の試合の際には、暴動を防ぐためにスタジアムに警察が多く配置されており、それらに要する莫大な費用が問題にあげられることがあるといった側面もあるようです。
今回はこれで終わりにします。次もできるだけ早くに更新したいと思います。
片谷鉄平