PVJapan 2011 参加報告

こんにちは、M1の森住です。

昨日、12/5~7にかけて幕張メッセで開催された「PVJapan 2011」に参加しましたので報告致します。

私、森住は東京に生まれ育ってちょうど今日で23年になりましたが、幕張メッセを訪れたのは今回が初めてでした。

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会場内は撮影禁止、とのことでしたので外観のみしか撮影できませんでした。最終日にもかかわらず非常に多くの方が参加されていました。会場内の様子などは、PVJapan 2011のホームページをご覧ください。(ただし昨年度の様子)

http://www.pvjapan.org/ja/

PVのモジュールは勿論のこと、製造装置や検査・測定機器に至るまでPVに関連した企業が多数出展されており非常に活気のあるイベントだったと思います。

今回参加した目的は、国内PV市場の最新動向や、企業の取り組み、モジュールの保証制度に関する調査が目的でした。

展示会場内のプレゼンテーションコーナーでは、様々な分野の方が太陽光発電システムの最新動向について発表をされておりました。特に森住が着目したのは、資源環境システムが発表された「世界の太陽光発電ビジネスの将来展望 ~事業推進のためのソリューション~」です。着目したポイントは以下

・モジュール価格の低下はプラスとマイナスの両面を持つ。消費者の手に届くコストとなり導入が加速すること、しかしその一方で異常な生産量が需要と供給のバランスを崩し、市場に在庫あまりの問題を引き起こすことが懸念される。

・市場での競争が激化する中で日本のブランドを確立するためには、製品の質を向上させることは勿論のこと、施工の信頼性を向上させることが必要である。

特に施工の信頼性について何度も取り上げられていたのが印象的でした。

また太陽光モジュールの分野で出展ブースに占める海外企業の割合に改めて驚きました。今後日本市場に進出する予定の企業も参加しており、日本市場への海外企業の進出が今後さらに加速するであろうことを肌で感じることが出来ました。

保証制度についても、海外の企業は独自の制度を展開しており、日射量に対する保証や新しい出力保証制度などユニークな保証が設けられていました。今後日本のブランドを確立する、という点において施工制度の拡充はもちろん重要ですが、それと同時に保証制度を、特に日本の事情に見合った制度が整備されることが重要であると改めて感じました。

今後の自分の研究の助けとなる多くの知見を得られた一日でした。

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