特にこれといって特別なニュースではないのですが、
林業に関するニュースは3年前から変わらなという印象。
「間伐が必要であるが、しかし、外材が安いので国産材が使われなくて森林の状態がやばい。
そこで補助金をつかってなんとか頑張ろう。 」という状況
状況がなかなか好転しないのが残念である。
今回記事の中で、ひとつ見落とせなかったのは
”林業者が間伐だけで収益を上げるまでには道のりは遠いが、作業員の増加などが雇用確保につながるとの期待もある。センターの坂本明理事長は「能登は一次産業しかない。林業が見直される時が来ると思う。ほそぼそとでも続けていかなければ」と話し、長い目で林業復活につなげたい”
という部分。
林業が地元の雇用や経済ににとって重要であることがうかがえる。しかも、林業がうまくいけば、林業という長期の視点が必要な産業と特徴上、安定雇用のメリットが考えられる。
実際にドイツ、スウェーデンでは林業が与える地方経済への影響は大きい。
しかし、この”長期的な視点”が問題であり、今の社会状況では、必要性がわかっていても実際にやろうとすると難しい。
林業の復活によって”長期的な視点”のメリットが産まれるか、”長期的な視点”が人々に根付いて林業が復活するか、にわとりと卵の関係かもしれない。
http://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/toku/genba/CK2011062602000162.html