新しい日本を創る)電力供給を分散型に変え低炭素に道を (日経新聞社説)

M3栗山です。

日経新聞の社説に自然エネルギーの記事です。

日本における再生可能エネルギーの特徴や問題についてよくまとまっていると思いました。

http://www.nikkei.com/news/editorial/article/g=96958A96889DE0E5EBE7E1E3E6E2E2E7E2E7E0E2E3E38297EAE2E2E2;n=96948D819A938D96E38D8D8D8D8D

要点をまとめると

  • 基幹送電網の強化が必要。北海道と本州の間など、異なる電力会社間で電力を融通する設備が弱い。
  • 北海道や東北は風力や地熱のポテンシャルが高く、西日本は太陽光発電のポテンシャルが高い
  • 自然エネルギーを利用して分散型発電にするべき。
  • 送電設備を電力会社から分離し、売電を簡単にし、消費者も電気を選べるようにする。(電力の自由化)
  • スマードグリットとは、家庭用の電化製品(エアコンや照明)をネットーワークにつなぎ、電力需要が電力供給の上限に迫ったら、自動的に消費電力を落とす。
  • 再生可能エネルギーの発電コストは高い??
  • 国際社会に再生可能エネルギーの利用モデルを示す機会にするべき

こんなところです。個人的には、スマートグリットの具体的なイメージや自然エネルギー源の地域的なポテンシャルが簡潔にまとめられているので、再生可能エネルギーについて整理されました。

最近ではISEP所長の飯田哲也氏がだんだんと発言力を増しているので注目だと思います。

彼のツイッターやツイッターで紹介されるソースはとても参考になるものが多いです。

http://twitter.com/#!/iidatetsunari

自然エネルギーとは違いますが、原子力に関する情報(飯田氏は長年原発のコストや安全性を疑問視してきた)も参考になります。

Written by 栗山昭久

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