皆様、こんにちは!
石尾淳一郎です。
前の記事でいろいろ書きましたが、ここからが本番です。これから、成田から成田まで順番に書いて行きますのでよかったら読んでください。
3月20日(火)
いよいよ出発の日です。緊張感が高まって参ります。恥ずかしながら、これが初の海外一人旅です。きっちりと出発2時間前までに成田空港に到着し、多量のお土産とサンダル(まさかこのサンダルをずっと履き続けることになるとは想像していませんでした)を購入、発券、荷物を預け、ゲートへ、しばらく待って搭乗、出発、眠っているとグアムに到着致しました。なんてことは無い、良くある旅です。機内食は牛肉のステーキでした。
寂しげなグアム空港、夜遅く、人影はほとんどありません。そして未だマーシャル諸島を知らない自分の写真です。翌日の10時ころの出発なので早めに寝ます。携帯電話は通じました。
3月21日(水)
この日いよいよマーシャル諸島へ飛び立ちます。皆様当然マーシャル諸島がどこにある国かご存知かとは思いますが、なかなかの難所で、日本から行くには今はグアムかハワイを経由せねばなりません。数年前、マーシャル諸島への直行便があったようですが、不評により中止されたとの噂を耳にしました。
グアムからは、チューク(トラック)、ポンペイ、クワジェリン(マーシャル諸島)、マジュロ(マーシャル諸島)のように島々を経由して向かいます(アイランドホッピング)。バスのようなものです。各島それぞれ30分程度滞在するのですが、その間に一部乗客は空港へ休憩に行き、その間スタッフが掃除と手荷物の検査をします。チュークでは待ち時間の間に頭の花飾りをもらうことができます。良いにおいがします。
7時間程度かそれ以上乗って、ようやくマジュロに到着です。日本との時差は3時間、3時間損した気分になります。
航空機からの景色です。ずっと青と白の景色でした。良く機内から虹を見つけました。そして右の写真がマーシャル諸島の空港、アマタ・カブア空港です。初代大統領にして大酋長のアマタ・カブア氏の名前がついています。石碑に刻まれている、Yokwe の文字をご覧ください。日本語ではヤッコエと表記され、「こんにちは」や「やあ」の意味です。私の耳には「ヤゴウェ」のように聞こえました。この言葉をこの後頻繁に使用することになります。
これが私がずっと滞在していたホテル、Uliga Innです。電気・水道・空調・プリペイド式のインターネットがそろっています。NHKの衛星放送も見ることができます。快適なホテルです。ただ、意識的に水の使用量、電気の使用量は減らしました。台湾人のリーンさん夫妻が経営しています。そして、滞在中ずっとお世話になっていたエヴァンです。年の近いホテルのスタッフで彼も台湾人なのですが、2週間前に来たばかりで、「孤独で死にそうだった」と言っていました。携帯は圏外でした。
明日は、マーシャル諸島のJICAオフィスと、マーシャル諸島一の大学、College of the Marshall Islandsを訪問します。
つづく