マーシャル諸島滞在記①

皆様、こんにちは!

新М2の石尾淳一郎です。

3月20日(火)から30日(金)まで、滝基金より資金を頂きマーシャル諸島を訪問しておりました。

今回これから数回に分けて、自分が見たもの、感じたもの、行ったことなどを時系列準に報告して参ります。わずか1週間の滞在でしたので、事実・現状認識については不確かな点などあるかもしれませんがどうぞご笑覧ください。

まず、今回の滞在スケジュールが結果的にどのようなものであったのかご紹介いたします。

  • 3月20日(火) 成田発・グアム着・宿泊
  • 3月21日(水) グアム発・アイランドホッピングでマジュロへ・マーシャル諸島(マジュロ)着
  • 3月22日(木) JICA事務所訪問・MJCC訪問・College of the Marshall Islands(以下CMI)訪問・CMIにて設備の説明を受ける
  • 3月23日(金) CMIにて日本語の授業に参加・CMI内見学・RREにて食事会・Uliga Innにてカラオケ大会
  • 3月24日(土) Pacific Pure Water訪問・マジュロ一周・ローラビーチへ・夜のマジュロを徘徊(若者へインタビュー)
  • 3月25日(日) Uliga Charch訪問・Long Island Hotel にて食事会・Jim宅訪問・体調を崩す
  • 3月26日(月) Dump Site訪問・体調が悪化・寝込む
  • 3月27日(火) USP訪問 大統領戦略室訪問・Hertes宅訪問・Hertesと共にCMIにて海水淡水化装置作成・実験
  • 3月28日(水) CMI創立記念式典に参加・CMI寮訪問・Hertes宅にて海水淡水化装置改良
  • 3月29日(木) マジュロ発・アイランドホッピングでグアムへ・グアム着・宿泊
  • 3月30日(金) グアム発・成田着

実際にMajuroに滞在し、活動を行えたのは1週間でした。

当初、3月6日から25日までの約3週間を予定しておりましたが、何と3月6日出発当日にインフルエンザ(B型)に感染していることが明らかとなり、急遽渡航を取りやめたのです。時間的、経済的にかなりのショックで、関係する皆々様方には改めてお詫びを申し上げる次第なのですが、結果的に「時間が無い」という強迫観念に囚われていたことが、今回の滞在中の積極的な動きにつながったのではないか、ポジティブにも作用したのではないかと今は納得しております。

滞在中に果たすべきこととして、自分は以下の目標を設定しておりました。

(前置きが長くなりすぎるので、マーシャル諸島に行こうと思った動機などについては書きません。)

① 現地との関係づくり

将来的にマーシャル諸島の若者(学生)と何らかの活動を行いたいと考えております。しかし、まずは一度現地に訪問するところから始めるのが筋と思います。今回の滞在を機に、今後長期に関わっていく上での足掛かりとなるような関係を築きたいと考えておりました。

 

② 適正技術開発に向けたニーズ調査

人との交流、現地機関へのヒアリング、そして自らの目で現場を見ることで、技術開発により貢献できそうな部分を見つけたいと考えておりました。事前の調査によると、現地では淡水の供給システムの開発と導入を行うのが効果的ではないかと思いましたが、何はともあれ現場を知らず話を進めることはできません。今回の調査結果を基に、今後のマーシャル諸島におけるプロジェクトを実施していきたいと考えておりました。

③ 太陽光海水淡水化装置の導入

せっかくなので、日本で、簡単に作ることのできる、海水淡水化装置のプロトタイプを作っておきました。これを実際に現地の学生と作ることで、私と一緒に将来的に行っていく「何か」活動に対する興味を持ってくれればと思います。

④ マーシャル諸島についての理解を深める

以上の活動を通じ、紙面・机上では得られない生の情報を収集し、マーシャル諸島についての理解を深めます。そして帰国後、情報を皆でシェアし、私に続いて現地を訪問する仲間の助けにできればと考えております。

以上、かなり前置きが長くなりましたが、これから出国から帰国まで書いて参ります。もし、もっと深く知りたいという方がいらっしゃれば、お気軽に私までご連絡ください。(メールアドレス:ishio.j.aa[アットマーク]m.titech.ac.jp)

石尾淳一郎

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