M3栗山です。
今朝のNHKを見ていたら西粟倉村のベンチャービジネスについて紹介していた。
西粟倉村の廃校となった学校を国産材でつくる家具をつくるオフィス兼工場にして売っている。
特に、関心が高かったのは、東京のオフィスに国産材を内装材として売り出していることである。
都内のIT企業を中心に受注があったそうだ。
私の予想だとまだまだ値段は高いと思うが、都内の消費者に国産材の需要を開拓している
取り組みを非常に共感した。
需要の開拓が一番の鍵をにぎりそうである。
しかし、ニシアワーのサイトをみてると、
机の天板なり、檜のプランターなどついつい買いたくなってくるから、
商品の見せ方は重要だと思う。
いかに消費者に商品の良さを感じもらえるか、か。
もうひとつ大切なのは、森林資源を加工する施設が地域にできると、
雇用が生まれるという事。
この森の学校をあらたに20人ほどの従業員を雇用したそうだ。
個人的な意見であるが、地域再生には農業も必要であるが、
木材以外にもキノコや将来的にはバイオマス燃料など季節性を問わず、
裾野の広い産業を展開できる林業がおおきな鍵をにぎるのではないかと感じる。
実際にドイツの林業のGDPは国内全体のGDPの3.3%にあたる。
しかもドイツの森林面積は日本よりも小さい。
森の学校のHPを調べてみると、アミタ持続可能経済研究所のトビムシという森林ファンドが出資している模様。
森×ベンチャービジネスが各地で大きな軌道にのれば面白いと思う。
NHK ページ
http://www.nhk.or.jp/sakidori/
西粟倉村 森の学校HP
参考動画
http://nishiawakura-fan.jp/story/index.html
Written by 栗山昭久