3月修了修士論文発表会(平成24年2月14日)

皆様、こんにちは、M1の石尾です。

先日2月14日に行われた3月修了修士論文発表会についてご報告致します。

これは、文字通り、今年度3月に卒業する修士課程の学生のための修論発表会であり、これまでの東工大における修士課程生活の集大成を発表する場です。みな本気です。

阿部研からは、町田さんと趙さんが発表しました。発表タイトルはそれぞれ以下の通りです。

町田さん:Study on Effective Communications in Capacity Assessment of Technical Cooperation in Environmental Management Sector

趙さん:東京工業大学における自主的節電意識・行動に着目した電力消費量抑制対策の実態分析

先行は町田さんで11時半のスタートでした。発表時間は14分間、質疑応答は6分間です。2年間の研究活動の報告はたったの20分間で行われるのです。

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町田さんは発表直前まで練習をしていました。

学部時代からずっと開発援助活動における住民の「キャパシティ」の向上について考えてきました。留学をしたり、IDAで活動をしたり、ベトナムにおいてシナリオ・プランニングワークショップを開いたり、難解な哲学書を読んだりと色々な活動を通じて得られたものを混ぜ合わせ、論文をまとめたのです。14分以内で纏めることに苦労されたことでしょう。

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続いて趙さんです。趙さんも修士課程で学部時代の研究を発展させていきました。昨年3月の地震以後、学内で採られた省エネ対策と、それが学内の人間の行動に与えた影響に注目しています。研究を行うに当たり、アンケート調査を実施しました。その設計から実施・分析までやらなくてはならないことは多かったとは思いますが、やり遂げました。

町田さん、趙さんお疲れ様でした。

今月末には学部生の卒業研究発表会もあります。

http://www.ide.titech.ac.jp/news-jp/2011/bProg1203.html

彼らの成功を祈るとともに、私も来年は町田さん、趙さんと同じ舞台に立てるよう努力していこうと思います。

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