研究内容
バイオリファイナリー
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新しい培養法や遺伝子組み換え技術を用いて、サトウキビやトウモロコシなどの食糧と競合する作物を使用せず、セルロース性資源であるバイオマス(タケ・海藻・焼酎粕などの)から生分解性プラスチックの原料であるL-乳酸やエタノールなどの化学原料の効率的な生産を目指しています。
機能性コンポストによる植物病害防除
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病原菌に対して拮抗作用のある微生物をコンポスト中で高濃度に増殖させ、コンポストと同時にバイオ農薬としても作用する機能性コンポストを開発することで、無農薬で安心、安全な食料を生産できると考え、研究をおこなっています。
コンポスト腐熟度のDNAセンサー
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コンポストは発酵時間が長いほど完熟の良いコンポストと信じられてきました。実際には、植物の生長を促進するコンポストは使い頃があるとわかりました。微生物の遺伝子を解析し、使い頃を判定するDNAセンサーの開発を目指しています。
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