PIVによる大気乱流の可視化・計測 〜煙シーディング装置完成!〜


平成18年11月17日 更新


作成したシーディング装置を使って、屋外都市模型(COSMO)にて実験を行いました。

↓は装置をキャノピー上に設置した様子です。

当初は鉛直方向に立てる予定でしたが、風向変動により対応させるため、水平方向に設置することにしました。

PIV-report4

実験を重ねたところ、パイプの両端で煙の出力量に差が出てしまうことが分かりました。

また、ファンの出力が強すぎることも分かりました。

PIV-report4

そこで、パイプの両側からファンで風を送り、かつファンの風量を制御することにしました。

PIV-report4

ファンの風量は↓のような電流調節器(自作)で制御します。

PIV-report4

工作ついでに、シーケンス信号を複数代のフォグマシンに伝えるハブも作りました。

本番は夜間の実験になるので、作業の簡略化は必須です。

PIV-report4

風向の変動にも対応し得るように、まんべんなく煙をシーディングすることが可能となりました。

この装置をもう1セット作成し。いよいよ可視化実験を行います!

PIV-report4

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