座談会 with  木川さん 
2008.7.11 参加者:木川さん、阿部先生、向井、Zheng、佐藤、栗山、Bian


 以前、阿部研究室に研究生として所属しておられたMurrayさんの知り合いのあるコンサルティング会社に所属する木川さんとの話す機会を先生に設けていただきました。

 木川さんの経歴は学生時代は文化人類学を専攻しておられて、その後ある経営コンサルティング会社に所属しておられています。そのコンサルティング会社は理系出身が多く、文系出身は少数派ですが、会社自体がありとあらゆる産業に従事していることからダイバーシティーが要求されるため、特に専攻にこだわりはないようであるとのこと。

 木川さんが所属するコンサルティング会社の特徴的なところは、1つのチームが1つのプロジェクトしかもたないことです。それだけそのプロジェクトに集中できるしそのチームワークが発揮できるし、その筋にかなり勉強するので自分にも、顧客にもプラスになるという考え方であるようです。

 詳しい内容は書けませんが、先生をはじめ特に向井、佐藤が社会的起業家に興味を持っていることから、コンサルティング会社と社会的事業の関係性について議論が深まっていました。

 木川さんの話の中でも、我々に共通することしては、「ゴールに向けて、まず現状把握、解決の方法の作成、評価の方法で考え、その中でいかに早く学び、いかにロジカルに考えるか、そして、コミュニケーション能力をどう発揮するか」といことです。たしかに、いかに早く学ぶというのは分野が広い上に3ヶ月という限られた期間のなかで、最大限のことをするためには当然のことであると思った。またコミュニケーション能力を発揮しなければならないというは、やはり会社内では教える人、時間が少ないので効率よくみんながスキルアップするには欠かせないということが新鮮でした。

 その後、みんなで食事に行き、会社内の雰囲気、仕事の内容、木川さんが所属するコンサルティング会社はとはどういう会社なのか等のお話を聞かせていただきました。

 個人的には、木川さんの所属するコンサルティング会社は数あるコンサルティング会社の中の一つでしかないが、コンサルティング会社とはどのような仕事をしていて、どのような理念で動いているのかとか、社会人に求められているスキルなどが、聞けたのでとても有意義な時間でした。l