呑川流域の人口
  このマップは、平成21年7月1日現在の世田谷・目黒・大田・品川区の人口台帳を基に、人口密度、男女比について書かせたものです。

図1.町丁目別人口密度(2009年7月1日現在)
図1より、呑川の流域は周囲と比較して人口密度が比較的低いことが分かります。武蔵小山・中延から大森へとつながる一帯は人口密集域となっているようです。

図2. 町丁目別男女比
図2は、町丁目別の男女比です。男性が女性より多い町丁目は青く、逆に女性のほうが多い町丁目は赤に近い色になっています。色の強さは、男女差の大きさを示しています。(図中凡例は、男性人口/女性人口)
蒲田を含む呑川下流域は、男性が女性の1.25倍となっている地区が多く、逆に上流域は女性が男性の1.25倍となる地区が多くあります。

女性に人気という自由が丘周辺は、評判の通り女性が男性の1.2倍以上となっています。

ここまで男女比が地区によって異なるということは、驚くべきことだと思います。
家賃、町の評判、地形、環境など様々な要因が重なり合ってこのような偏りが生じるのでしょう。
平均家賃の分布、緑地の大きさなどの他のマップを作って、比較して検討したいところです。

後日、平成10年代後半の人口に関するマップを作成する予定です。
人口増減など、面白いことが見えてきそうです。

マップのダウンロード  人口密度 人口(男女比) マップは平成21年7月1日現在。
                            

使用データ (描画:ArcGIS9.2)
数値地図 2500 (空間データ基盤) 関東-3 国土地理院
参考資料
世田谷区、大田区、目黒区、品川区 人口台帳