浸水実績図
 このマップは、1958年、1965年、1985年の豪雨によって被害があった範囲を表しています。
 東京都都市計画局による「呑川流域浸水実績図(33-60):防災・水防」及び、東京都区部中小河川総合治水対策協議会による「呑川流域の総合的な治水対策暫定計画」より作成しました。

図1.狩野川台風(1958年9月)による浸水被害
 図1は狩野川台風(1958年(昭和33年)9月26日)による浸水被害の状況を示したものです。薄紫色の領域が浸水被害にあった範囲です。図中、青色の部分は1955年当時の河道です。

図2.台風17号(1965年8月)による浸水被害
 図2は、1965年(昭和40年)8月21日の台風17号によって発生した浸水の被害状況です。くすんだ青色の領域が浸水被害にあった範囲を示しています。図中、青色の部分は1955年当時の河道です。

図3.1985年7月集中豪雨による浸水被害
 図3は、1985年(昭和60年)7月14日に発生した集中豪雨に伴う浸水被害の状況を示したものです。黄色の領域が、浸水被害の起こった範囲を示しています。図中、青色の部分は現在の河道です。

 下(図4)は、以上の3浸水を重ねたものです。赤丸で囲んだ部分は3回すべてで浸水被害が起こった場所です。世田谷区尾山台、目黒区八雲、中根〜大岡山のあたりは浸水に弱かった場所であることが分かります。(現在もそうであるとは限りません。現在の状況で解析等も行っていないのではっきりしたことはわかりません)図中、青色の部分は1955年当時の河道です。

図4.浸水被害の発生状況
 なお、東京都都市計画局による浸水実績図は図5中の紫色の線で囲われた領域でしか、記載されていませんでした。
 ご覧になる際には、ご注意ください。(図5は現在の集水域(赤線)と浸水実績収録範囲(紫線)を示しています。)図中、青色の部分は1955年当時の河道です。

図5.集水域(赤色)と浸水実績収録範囲(紫色)
マップのダウンロード 昭和33年  昭和40年  昭和60年
使用データ (描画:ArcGIS9.2)
数値地図 5mメッシュ(標高) 東京都区部 国土地理院、  数値地図 2500 (空間データ基盤) 関東-3 国土地理院、  呑川集水域
1955年河道  東京都都市計画局「呑川流域浸水実績図(33-60):防災・水防」  東京都区部中小河川総合治水対策協議会「呑川流域の総合的な治水対策暫定計画」