最速スパコンTSUBAMEでPALM（超並列LESモデル）が動き出しました！

平成19年7月13日　更新

ハノーバー大学（ドイツ）のジークフリード先生との共同研究で進めているPALM-CITYが
東工大のスパコンTSUBAMEで動き出しました。

神田先生が開発した都市建物回りの乱流解析コード（LES-CITY）の長所と、ハノーバーで
開発された超並列LESモデル（PALM）の長所を合わせた、PALM-CITYという計算コードが
新たに開発されています。

当研究室では、「建物の作り出す大気の乱れ」と「地上１kmくらいまでの大気境界層スケール
の乱れ」の相互作用について調べるため、このPALM-CITYを用いた研究を開始しています。

無風条件で、地表面にkinematic heat flux = 0.01 K m/s　を与えたときの結果を可視化しま
した。並列計算に使用したCPU数は１８０です。

温度の等値面