2025/3/24
合同ゼミ @筑波大学
こんにちは!渡辺です。
今回は、平出さんに筑波大学で開催された合同ゼミについて書いていただきました!
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3月になり、厳しい冬の寒さを乗り越え、少しずつ暖かい春の足音が聞こえてくるようになりました。
春休みは皆さんいかがお過ごしでしょうか?
さて、2月27日(木)には、神田・Alvin研と筑波大の日下研との合同ゼミが開催されました。今回はそちらの模様をお届けしたいと思います。
ちなみに、前回の合同ゼミは、一昨年の11月末に開催されたので、1年以上ぶりということになります。
前回は、日下研の皆さんに東工大にお越しいただいたため、今回は私たちが筑波大の方にお邪魔させていただきました。
まさに都市気象に強い神田研ならではのテーマだと思います。
日下研では、都市気象や山岳気象をはじめとして気象学を幅広く研究されており、神田・Alvin研とならんで気象学の最先端をリードしているといっても過言ではありません。
今回の合同ゼミでは、日下研から3名、神田・Alvin研から4名の学生が発表し、1人あたり30分の持ち時間で発表と質疑応答を行いました。
当グループからは、神田研M2の秋田くん、松田さん、Alvin研M2のDeaさんと Jinが発表しました。
神田・Alvin研の発表題目は以下の通りです:
・秋田くん 『長期地上風速スペクトルにみられるメソスケールの慣性領域の普遍性』
・松田さん 『都市材料の面積が表面温度に及ぼすスケール効果』
・Deaさん『Investigating the influence of distributed anthropogenic heating to simulated atmospheric chemistry』
・Jinさん 『Inter-comparison of present and future urban climates of three cities considering multiple CMIP6 scenarios and urbanization』
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皆さん先日の修論発表での内容を踏まえ、非常にわかりやすい発表でした。
日下研の皆さんが当グループの研究に興味を持ってくださり、学生や先生とのディスカッションも大変盛り上がっていました。
日下研の学生の発表では、主に気象モデルに関する研究内容について聞くことができ、当グループの研究内容と共通点が見られる一方で、その研究のオリジナリティーもあり、非常に興味深い内容でした。
そして、合同ゼミ後は、研究内容に関する意見交換や両研究室のメンバー間の親睦をさらに深めるべく、立食パーティーを行いました。
ゼミ発表でのディスカッションから、研究の今後の展望に関するアイデアを得ることができたメンバーも多く、大変有意義な時間になったことと思います。
最後になりますが、今回の合同ゼミで私たちをお招きしてくださった日下研の皆さま、本当にありがとうございました!
またの機会を楽しみにしております!
by HIRADE