2024/8/6

前期の研究室活動が終了しました



 こんにちは!Webマネージャーの藤巻です。
 今回は、秋田さんに研究室活動について書いていただきました!

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今期の研究室活動が終了しました。
今期は、輪講が毎週水曜日8:50-10:30に、ゼミが毎週月曜日17:20-19:00に行われました。
輪講は早起きが大変でしたが、乗り越えました。

輪講では流体力学を学びました。
基礎的な内容だったので原理を振り返ることが出来て面白かったです。

具体的には、流体に対する運動方程式であるナヴィエ・ストークス方程式から見た一般的 な流体の性質を見て、その後様々な境界層の記述方法について学びました。

特に興味深かった点は、境界層を記述する際に動粘性係数を考慮した座標系で考えることで、
境界層の中の世界を記述しやすくする工夫している点です。
レイノルズ数の大きい流体は粘性の効果が小さく、境界層が薄いです。 このような流体の境界層も座標系の変換によって簡単に粘性の効果を考慮した流体の運動 を考えられるのは画期的だと思いました。




↑輪講の発表で使用したスライドの一例


ゼミに関しては、毎週3人が持ち時間30分で研究の進捗について発表しました。
自身の研究では触れることのできない様々な内容を聞くことが出来たので面白かったです。


Alvin研究室のメンバーと共同で研究室活動を行っているので、気象観測分野だけでなく気候モデリングの話題も聞くことが出来ます。


後期のゼミ発表ではどんな内容を聞くことが出来るのか楽しみです!!





↑今季最初の輪講の様子(各グループごとに話し合い中)


by AKITA