2023/12/18

日下研究室と合同ゼミを実施しました!



こんにちは。Webマネージャーの渡辺です。
気がつけば12月に入り、2023年も残すところわずかですね。

今回は、9月のICUCの記事でもお伝えしておりました通り、
筑波大学の日下研究室との合同ゼミが実現しましたので、その模様を紹介したいと思います!

日下研究室は、都市気象や山岳気象、私たちの生活に関わる気象など、気象学を幅広く研究されているいる研究室で、
中でもWRFを用いた気象モデルの研究は、世界の最先端といっても過言ではなく、当グループの気象シミュレーションでも、その恩恵を享受しております...!

今回の合同ゼミでは、日下研と神田・Alvin研それぞれから4名ずつが発表し、1人 30分の持ち時間で発表と質疑応答を行いました。
当グループからは、M2の浅井さん、野村さん、Tan と B4のBankの4名が発表しました。
神田・Alvin研の発表内容はこちらです。

1 野村さん 『 東京23区の乱流データベース作成 』
2.浅井さん 『 熱画像測定法を用いたランドマークタワー壁面に沿う速度分布計測 』
3. Bank『Spatiotemporal analysis of human population and its mobility through urban-rural agglomerations』
4. Tan 『Historical Land Cover Classification using Deep Learning』


こちらはメンバーの発表風景です。
神田研の 野村さんと浅井さんは、先日の気象学会での発表内容をもとに、よりブラッシュアップした内容の発表を行い、
Alvin研のTanとBankは、今年度の終わりの論文発表も見据えて、機械学習について一歩踏み込んだ内容を発表しました。

 

 

大変ありがたいことに、日下研究室の方の中には、先日の気象学会の時から、
当研究室の研究に興味を持ってくださっている方もいらっしゃり、学生や先生とのディスカッションもヒートアップしていました!

また、日下研の学生さんの発表は、東京やベトナムの都市において、都市化が猛暑や集中豪雨にどのような影響をもたらすのかといった研究や、
「おろし」と呼ばれる、山を超えて強く吹きおろす、局地的な気象現象についての発表で、
当グループの研究内容との共通点もある一方で、その研究独特のオリジナリティーもあり、大変興味深い内容でした。

そして、今回は日中の時間帯にゼミを行ったため、お肉と中華のオードブルを注文し、立食パーティー形式で昼食をとりました。
研究内容の意見交換や、親睦を深めるべく、両研究室のメンバー間で積極的に交流が行われていました!
研究発表のQ&Aやランチ・休憩時間のディスカッションから、新たに研究のヒントやアイデアを得たメンバーも多くいたようです!


 


ここ数年はコロナ禍だったもあり、なかなか大学の垣根を超えた交流のハードルが上がりつつありますが、そのような中で、合同ゼミを開催できたことはとても嬉しく思います。
一緒に企画を考えてくださった日下研の幹事の学生の方々、そして、はるばる遠くから大岡山まで足を運んでくださった、日下先生、ならびに日下研の皆さま、本当にありがとうございました!



また、神田・Alvin研のメンバーは、朝一の輪講も合わせて8時間以上もの長丁場、お疲れ様でした...!
さらに、秘書の岡本さんにもお昼ご飯の運搬など、たくさん助けていただきました。本当にありがとうございました!!

ちなみに、年明けに合同ゼミの第2ラウンドを今度は日下研究室で行う予定ですので、そちらも楽しみです!
by WATANABE