2023/7/24

Junさんの集大成


こんにちは!Webマネージャーの渡辺です。
関東は梅雨明けして、ついに夏本番の暑さがやってきましたね。

少し前になりますが、今月の上旬、Junさんの博士論文の公聴会が石川台の地下室で行われました。
発表の題目は
"Regional to micrometeorological observation in tropical megacity of Jakarta:season, sea breeze and urban CO2 "です。
当日は、音声機器のトラブルにより、急遽、マイクなしでの発表になりましたが、トラブルにも動じることなく、終始、自信を持って発表されていました。

こちらが、発表の様子です。
観測結果の解釈だけでなく、大気境界層やSea breezeのメカニズムについても大変丁寧に説明されている姿が印象的でした。

   

今回の公聴会は、発表時間が約1時間で、質疑応答が約30分間と、学士・修士課程の研究発表よりも大幅に長いのですが、
しっかりと準備をされており、専門外の人がはじめて聞いても 分かりやすく、一貫性がある発表でした。

質疑応答では、Reviewerの先生方から、Seabreezeの方程式の根拠や、地域内で吹く風の形成過程など、
基本的で、かつ、研究のコアにかかわる重要な質問がたくさん出ましたが、1つ1つの質問にも丁寧に答えていました。

2年半後、私も同じステージに立って発表することを思うと不安でいっぱいですが、
次の学期が始まるまでの間も、教科書や論文の積読で知識を蓄えつつ、有志でやっているツッコミ会など、
研究に関してたくさんの人から指摘を受けたりディスカッションする機会を経験し、Junさんのようなプレゼンテーションができるように一歩ずつ精進していきたいです。


また、Junさんに引き続き、来月は添田くんの修士論文の発表、仲井さんの学士特定課題研究の発表もひかえています。
おふたりとも、論文提出と研究発表に向けて精一杯 準備をしている最中です。
最後までベストパフォーマンスで発表に臨めるよう、ラボメンバー一同、サポートしていきたいと思います。



~閑話休題~

先日、Alexから"BAKLAVA" とよばれる キプロスのお菓子の差し入れがありました!
以前、添田くんが書いてくれた記事にも説明がありますが、"BAKLAVA"とは パイのような生地の間にクルミやピスタチオ、ナッツなどをはさみ、シロップをかけたお菓子です。



1年ちょっと前にも同じお菓子を持ってきてくれたのですが、
今回のものはシロップが少なめで、ナッツがたくさん入っており、より一層 美味しかったです!
Alex ありがとう!ご馳走様でした!

by WATANABE