2022/11/17

警告どおり 計画どおり (2)


こんにちは。Webマネージャーの添田です。東工大恒例の避難訓練の様子を今回もお届けします

まずは煙体験。火災が起こった場合の避難を学びます。実は当日の朝に乱流スペクトルの統計理論(コルモゴロフの-5/3 power law)について学んだのですが、そこで慣性領域における渦(eddies)は等方的で一様である、という仮定が出てきます。確かに、この煙体験の中から乱流を観察すると一様で等方的であるという仮定も説得力があるように思えます(何言ってんだこいつと言われそうですが…)

   

続いては「防災用具」体験。一体何なのか、と言われそうですが、その名の通り防災用具を使って災害時のシミュレーションが行えます。水を持ち運べるバッグ、負傷者を運べるシート、太陽光で発電できるバッテリーなど、災害時に必要なものが。
  
 ↑負傷者役として運ばれる筆者。思ったよりも痛くありません。仮設トイレの写真はなんとなく映画「パルプ・フィクション」を思い出す構図ですね…
 
さて最後はお待ちかね?の地震車体験です。なんと震度7強までの地震を再現できるそう。海外出身のAlexも巨大地震という日本文化?を初体験です。床に固定された机の脚を持って耐えしのぎます。

   
  ↑説明を受けるメンバー。しっかりテーブルの脚をもって身を守ります

体験してみるとものすごい揺れで、テーブルの下に隠れているとはいえ、膝や腕が痛くなりました。これが実際の家屋で起こるとなると、家具が固定されていないばかりか物が落ちてきたりと、非常に危険なことを実感出来ました。改めて防災の重要性を認識しました。
皆さんも普段から地震(やその他災害)対策を忘れずに!
by Soeda