2022/7/1

そして僕は途方に暮れる(1)


こんにちは。Webマネージャーの添田です。今回はドイツからオーストリアはウィーンへ鉄道で旅したことを書きたいと思います。

その前に一つだけ、"9 Euro Ticket"について紹介しなくてはなりません。9 Euro Ticketはドイツ国内のローカル線・バスが乗り放題となるチケットで、価格はなんと9Euro。
世界的なエネルギー価格の高騰を受けドイツ政府が発行したものです。有効期限は2022年6-8月。まさに太っ腹です。

ということで私もこの9 Euro Ticketを使ってオーストリアまで旅行をしました。もちろん観光目的でもありましたが、オーストリアにいる東工大の友人に会いに行くのももう一つの目的です。 そんなオーストリア旅行ですが、最終日に地獄を見るのですが、それはおいおい書くとして…(タイトルはそこから来ています)

さて、9 Euro Ticketの問題はローカル線しか使えないことです。ドイツ国内であれば問題ないのですが、国境をまたぐとき、今回はドイツ-オーストリア間は9 Euro Ticketを使えません。 ですので、まずはドイツ南部の大都市ミュンヘンまで9 Euro Ticketで行き、そこからウィーンへ向かいました。ミュンヘンでも観光をしたのですが、それについて今度機会があれば書こうと思います。

  
 (右)ミュンヘン中央駅。在来線も高速鉄道も同じところに停まります (左)ハノーファーからミュンヘンまで。在来線を使うと10時間かかりました…(Google Mapより)

そんなこんなで合計13時間以上かけてウィーンに着きました。さすがはオーストリア=ハンガリー帝国の首都、貫禄があります。ということで観光地を少しだけ紹介。

まずはシェーンブルン宮殿。ハプスブルク家の宮殿だったところですね。かのマリア・テレジアやその娘、マリーアントワネットが滞在したほか、あのモーツァルトも訪れたと言います。それだけに非常に荘厳で美しい宮殿でした。 加えて、庭園も非常に広大であり、ハプスブルク家の繁栄を感じさせてくれます。      
庭園を挟んだ丘にはグロリエッテ という建物があります。当時は記念碑的な?建物だったようですが、現在はカフェとして使われています。ここでコーヒーを飲むと貴族になった気分が…少しだけします笑

   

続いては「美術史美術館」ウィーンを代表する美術館です。古代オリエントの芸術家ら近代芸術まで、めくるめく芸術の歴史を見ることができます。特にブリューゲルのコレクションは素晴らしい!
ほかにもルーベンスやレンブラントなどそうそうたる芸術家の作品を見ることができます。写真はおなじみブリューゲルの「バベルの塔」です。

 

以上長くなってしまったので今回はここまで。そして僕は途方に暮れる(2)に続きます…
by そえだ