みなさん,こんにちは.
初めまして,初登場のM1井上です.

12/13に,新宿で行われたドローン飛行実証実験の見学に行きました.

新宿という高層ビル群でのドローンの運用を目指して,
ドローンの飛行の安全性をそのときの気象条件から判断するシステムの運用や,ドローンを利用した緊急時の避難誘導の実験をしていました.



かっこいいドローンのみなさんです!




東京都庁のすぐ近くをドローンが飛んでいました!

東工大では,日本気象協会さん,防災科学研究所さんと共同で「都市気象情報プラットフォームの研究開発※」を行っています.
神田研究室ではドローンの飛行の安全性を確認するための都市気象情報である,超高解像度「都市乱流予測」のデータを提供しています.




新宿の超高層ビル群での風の流れが一目でわかります.

「都市乱流予測」では都市全体を含む大規模な計算領域を超高解像度2mメッシュで計算することによりビル群で吹く複雑な風を再現することができています.
東工大のスーパーコンピュータTSUBAMEがあるからこそできる,大規模な数値シミュレーション技術です.

自分が携わったことが目に見える形で社会の役に立っているところを見られるというのは,非常に嬉しいものでした!
日本気象協会さんをはじめとした企業,研究所のみなさまありがとうございました.


東工大ニュースでも取り上げられています.ご覧ください.

大都市でのドローン飛行で都市気象情報の有効性を検証
新宿でのドローン飛行実証実験に超高解像度「都市乱流予測」を提供

https://www.titech.ac.jp/news/2019/045851.html


※「都市気象情報プラットフォームの研究開発」は,
国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)の未来社会創造事業「超スマート社会の実現」領域にて実施している研究開発課題です.

By 井上

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