S-14 合同調査会

by 清本

9月13-15日に島根県及び鳥取県で行われたS-14合同調査会へ参加させていただきました。

神田研究室からの参加したのは神田先生、Alvinさん、Meralさん、河野さん、清本、秦さんです。

今回の合同調査会では国土交通省中国地方整備局の河川事務所の方に案内をしていただき、
主に斐伊川水系の水害に対する取り組みを見学しました。



下流の計画の一つとしては天神川の水門があります。

土木学会デザイン賞を受賞している天神川水門は回転する構造になっていて、
夕日がきれいに見える宍道湖湖畔の景観を守りつつ、増水時の浸水被害も防ぎます。

二つの要求を一つの工夫で実現していて驚きました。



次に、中流の神戸川分流堰です。
増水時に水量の一部を分流させ、洪水を防ぎます。



普段は水が流れていないため、今回は特別に放水路の中にも入りました。

スケール感が分かったので貴重な体験でした。



最後は、志津見ダムと尾原ダムという二つのダムの見学です。






やはり代表的な土木構造物ということもあって皆さん印象に残っているようです。
放流、越流の仕方や、躯体の形に個性があります。面白いですね。


調査会最終日には、サントリー奥大山の天然水工場も見学させていただきました。
どのような環境がおいしい水を育んでいるのか、よくわかりました。


合同調査会の関係者のみなさま、国土交通省とサントリーのみなさま、ありがとうございました。







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