エコまつり

by 山下

こんちには!

夏が訪れ暑い日が続きますね。
私は暑さに弱いのですぐへとへとになってしまいます。みなさんも暑さに負けずがんばりましょう!!


さて、暑い夏と聞いて頭によぎるのが「エコ」です。
地球にやさしい過ごし方を学び、一人ひとりが意識していくことが大切です。


そんなエコを身近に感じて楽しめるお祭り、「エコまつりめぐろ2017」が6月18日(日)に目黒区田道ふれあい館にて行われました。
このおまつりには目黒区の地域の方や団体が参加し、エコにまつわる出し物で盛り上がりました。




都市の気象を扱う神田研究室は今年も参加し、ミニ実験を披露しました!

今年の神田研テーマは”風を「見える化」しよう!”で、風の動きを見て感じられる実験を行いました。





一つめの実験は、扇風機の使い方に関する実験です。


みなさんは暑い部屋で扇風機を使う場合、どのように使っていますか?

部屋の内側に向けて風を送るのが一般的ですが、
実は違った使い方をするとより効率よく空気が循環し、室内の気温が下がるかもしれません。

その様子を、家を模した箱とミニ扇風機を使って実験してみました。



実験結果を見てみると、部屋の中心に向けて扇風機を回すよりも
窓の外に向けて回した方がより早く室内気温が下がったのです。

窓の外へ風を送ることで、暑い空気を外へ逃がしてあげる事が可能になるのですね。

暑い空気が室内にたまって耐えられない!という時にはぜひ試してみてください。





続いての実験は、空気の動きを「見える化」してみよう!という実験です。

実験には、建物を模した模型とサーモセンサーを使用しました。






サーモセンサーで温度の違いを見ることで、空気の動きや風の流れも「見える化」する事ができました。
熱画像処理により風速を観測するこの手法は、現在神田研でも進められている研究です。





この他にも、風車を回す実験や、ピンポン玉を浮かせる実験を行いました。



訪れた子供たちも楽しみ、風の面白さ、科学の楽しさを学んでくれたかもしれません。


私たちの出し物の他にも、えんにちやロボット、ゴミ収集車の内部を見れたりと面白い出し物がたくさんありました。




地域の方や子供たちと科学を通して触れ合える、とても楽しいイベントとなりました。




おまつりの後は、神田先生にお寿司屋さんへ連れていっていただきました。
美味しいお寿司をいただき、ありがとうございました。





今年の実験の成功は、忙しい中で実験準備を手伝ってくれた全員の助けのおかげです。

エコまつりに携わったすべてのみなさま、神田研のみなさま、ありがとうございました。

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