by 河野
昨年9月から12月にかけて、シンガポール国立大学のMatthias Roth先生の研究室にお世話になりました。
シンガポール国立大学(National University of Singapore, NUS)は,シンガポール南西部のKent Ridgeに設立された国立総合大学で,シンガポール国内では工学系の名門大学である南洋理工大学と双璧をなす大学として知られています。
今回のResearch Stay受け入れ研究室であるMatthias Roth研究室は、NUSの人文社会科学部地理学科内にあります。
この地理学部は大きく分けて
1) Social and Cultual Geographies (SCG)
2) Tropical Environmental Change (TEC)
3) Politics, Economies and Space (PEAS)
の3グループから構成されています。
受入れ先の研究室はTECグループに所属し,熱帯域の都市温暖化やエネルギー収支を観測学的視点から解析している研究室です。
研究室は教授,助教,ポスドク,博士学生の計4人と、神田研究室と比べると人数が少ないですが,私1人の研究の話し合いのために積極的に貴重な時間を割いていただくことができました。
Urban Climate Laboratory (UCL)のリンクはこちらです。
http://www.nusurbanclimate.com/
With UCL members at Farewell party (左からMatthias先生, Andres, Minghong, Winston先生)
研究室生活以外には,週に1回あるTECグループ主催のセミナーに参加しました。
他の研究室ではマングローブの生態研究や土壌の化学分析を行なっており,全く異なる研究分野でしたが毎回楽しんで参加していました。
また、そのセミナー内で他の研究室の学生との繋がりもでき、仲良くなることができました。
このシンガポールで過ごした3ヶ月は長いようでしたが,実際はとても短かったです。
Research Stayを通じてできた経験や友人達を大切にしていき,これからも研究を頑張りたいと思います。
最後に,Matthias先生や神田先生を初めとしてUCL研究室の皆様,神田研究室の皆様,TECグループの皆様にお礼を申し上げます.
With friends in TEC group at the end of Semester party
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