by 山下
こんにちは。
1月も後半となり、研究室メンバーも年度末試験や研究に追われて忙しい毎日です。
さて、昨年末、M2土方さんが多摩川にて観測を行いました。
彼の研究はTIV(熱画像風速測定法)と呼ばれる方法を用いて、サーモカメラで測定した熱変化から風速を求めるものです。
今回の観測では、ヘリコプターによる上空からの撮影と、地上での観測を同時進行して行いました。
私も地上班として観測に参加したので、地上での観測をレポートしていきます。
場所は多摩川河川敷グラウンド。
測定機器を設置します。
周りに木や障害物のない広い場所を選び、観測機器を組み立てていきます。
写真は日射計と放射計です。
短波・長波を測定します。
こちらは風の速度、二酸化炭素を測定します。
熱電対を一定間隔・5つの高さに設置し、さらに一帯をサーモカメラで撮影して温度を測定します。
とても良いお天気ですね。
設置完了後、上空班のヘリコプターを待機、飛来時間に合わせて測定です。
上空からはサーモカメラで地上温度を測定し、同時に地上からも温度をはじめ様々なデータを測定します。
朝から準備を行い、気が付けば夕方までの大がかりな観測でした。
普段は触れない機器も扱い、とても貴重な経験となりました。
土方さん、稲垣先生、観測に携わったみなさん、お疲れ様でした。
Close Page 閉じる