by 土方
去年の12月の半ばに神田研であるイベントに参加しました。
それがこちら↓↓↓
エコまつりめぐろです。
このイベントはエコライフめぐろ推進協会が主催で、環境に関心を持つ人々が一堂に会し、
環境問題についての発表や展示を行うことで、区民の間で交流を行おうというイベントです。
今年は、目黒にある“田道ふれあい館”で行われました。
神田研でブースを出すのは今年で三回目になります。
今年はどんな発表をしよう・・・?
皆で考えた結果、気象に関連した幾つかのミニ実験を行うことにしました。
たとえば、、、
こちらは夕焼けのミニ実験です。
実験を通して夕焼けがなぜ赤くなるのかを体験しました。
夕焼けが赤く見えるのは、@散乱物質が多い夕方に、A観察者から見て横方向から日が差す ためです。
横方向から日が差すと、その分地球の大気中を通過する距離が長くなり、可視光の中で短い波長(青〜紫)の多くが散乱してしまいます。
その結果長い波長が残り、夕日は赤く見えます。
実験では、数滴の牛乳を加えた水に光を当てて、容器の向きによって光の色がどう変わるのか観察してもらいました。
水の中を通過する距離を長くとると、少しずつ光の色が変わっていきます。
うまく見えたかな?
こちらは竜巻のミニ実験です。
段ボールの側面に対角線上に横穴を空け、上から扇風機で空気を巻き上げます。
すると、段ボールの中で竜巻が発生します。
その様子を、ドライアイスで目に見えるようにしました。
厳密には竜巻の発生メカニズムとは違いますが、けっこう迫力があって好評でした。
こちらは、実験ではありませんが、ソーラーパネルが付いているミニカーに光を当てて、走らせています。
小さい子供たちに大好評でした。
光が動力になるというのは、見ていて何だか不思議な感じがしました。
いつかソーラーカーが街中を走り回る時代が来るのでしょうか。だとしたら、すごくエコですね。
最後に、神田研のブースに来られた方には、東工大から観測された空の写真が入ったハガキをプレゼントしました。
透き通るような空や、太陽の光が綺麗に入った空など大好評でした。
この日は結局100人以上もの方々に神田研のブースに来ていただきました。
私自身ははじめは少し緊張しましたが、色々な方とお話ができ、新鮮で貴重な経験ができました。
普段大学にいるだけでは決してできない経験ですね。
来年また参加するのが楽しみです。
ブースにお越しいただいた皆様、どうもありがとうございました。
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