学生実験練習

by 居石

国際開発工学科の学生実験は、
3年生の前期の後半(6月はじめ頃~8月はじめ頃)と、後期の前半(10月はじめ~12月はじめ頃)に開講されます。
神田研究室では、前期の後半に学生実験を行っています。

居石は今年TA(Teaching Assistant)をやっていて、学生実験の補助をしています。
しかし、不運なことにはじめの2グループは雨で屋外実験ができず、
3番目のグループで初めて屋外実験ができました。

しかし、この日稲垣さんは出張があったため、学生実験の補助を1人でやることになりました。
私は学部3年生の頃学生として実験を受けて以来、屋外実験をやってなかったので、急遽学生実験の練習を行うことにしました。
今回はその様子をお伝えします。

実験は石川台4号館の屋上でやりました。
屋外実験では、超音波風速計と熱電対を用いて実験します。
超音波風速計(下左図の手前側の装置)は、10Hzで風速と温度を測れるすごい装置です。
熱電対は見えにくいかもしれないですが下左図の棒にいくつかくっついています。
ちなみに、実験する前溶接を自分でやっているので、私にとって少し愛着のある装置です。
右下図は溶接する前の熱電対と溶接する機械です。

次に、屋内実験も紹介したいと思います。
屋内実験では、サーモカメラを使った実験を行っています。
実験装置をサーモカメラ、熱電対で測った時の温度と、体感温度を比較するという実験をしています。

サーモカメラはたまにテレビなどにも出てきますが、表面の温度を測って写真のような図を作っています。
土方さんに協力していただき、サーモカメラと普通の写真でとった図を載せました。

神田研究室の学生実験は楽しいです。
このような実験装置に興味がある学生の方は、神田研究室に訪れてみることをお勧めします。
テーマによっては、このような実験装置を使うことができると思います。

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