多治見に観測実験行って来ました.

2012.10.17
Rui
 昨年に続いて,今年も岐阜県多治見市で温熱生理実験を行ってきました.
9月5日〜6日にかけて,実験を実施しました.
天気は一番の心配事でした.しかし,猛暑のおかげで,実験の初日,35.1度の高温を記録しました.
この猛暑の日に実施された実験をこれから簡単に紹介したいと思います.

観測の詳細はここで割愛いたしますが,主な内容としては:仲吉さんが博士課程のときに開発された人体装着型温熱生理システムを用いて,気象条件と運動状態の変化に対し,被験者がどのような生理応答をしているかを調べる実験です.
実験結果は,水工論文集第57巻に投稿しました.現在,査読の結果待ちです.

もちろん,この実験は本学の疫学研究倫理審査委員会の承認を得て実施したものです.
多治見市役所の協力を得て,実験は多治見市区画整備事務所で午前9時からSTARTです.
実験の準備をしている仲吉さん,
額のテープが気になりますね.
色んな装置を付けている「被験者」.
看護士さんが後ろで暖かく見守ってくれています.
測器がはっきり見えるように正面の写真と側面,両方しっかり撮りました.
この格好で気温,湿度,風速,短波放射,長波放射,
被験者の皮膚温度,深部体温,脈拍,活動量,代謝量が計れます.


午後6時に実験を終えました.
実験中は辛いですが,その後には楽しみがあるから,頑張れたと思います.

一日の疲れと飢えたお腹には,もちろんおいしい食事を与えなきゃいけません.

本日の楽しみは沖縄料理です.
入り口入ってすぐ,沖縄の雰囲気に包まれました.
私の苗字と同じ「石」という漢字が書かれているので,
とても親近感が湧きます.
そして,海ブドウもはじめて食べました.
つぶつぶの食感がたまらないわ〜



今年も,けが人もなく,無事に実験を終えて,良かったです.
たくさんの方々の協力があるからこそ,実験ができました.

多治見市役所環境課の職員の方々に多くの協力を頂きまいた.
そして翌日に駆けつけてくれた神田先生と岡本さんにも,この場を借りて感謝したいと思います.
どうもありがとうございました.
多治見市の一角


いつか,また多治見に行きたいと思います.