気象庁月報読み出しQuickマニュアル
01/06/21 KANDA
このプログラムは気象庁月報のCD(1998年以降利用可能)から、AMEDASおよびSDP
のデータを読み出しPGPLOT用に書き出すものである
をダウンロードして利用すること
(1)とりあえずどこを書き換えればよいのか??
まずはame-sdp.hのパラメータファイルを書き換えること。
(a)
IIFLAG = 1 : AMEDASとSDPの両方
2 : AMEDASのみ
3 : SDPのみ
(b) NMAX AMEDASのための地点数パラメーター。
使用する月のidxファイルの中身を覗いてエディターで何行有るか確かめる。
その行数をNMAXとすること
(c ) N1MAX SDPのための地点数パラメーター。1999年版で156箇所ある。
SDPの場合はあらかじめ、sdp.idxファイルという永久保存版地点情報ファイ
ルを作ったのでこれをカレントディレクトリにおいて使用すること。
1999年以降、地点数が増えた場合は、sdp.idxを直接編集し書き換えた方が
早い。月報のCDファイルにはTXTでSDPの地点情報が入っているはずで
ある。
(d) KMAX これは月の日数なので、解析する月に応じて変えること
(e) 日本全国のデータが必要ないときは、Windowである範囲の領域に存在するデータだけ
切り出せます。これはWindowの南西端と北東端の緯度経度を代入することによって
可能です。例えばRAMSの切り出し範囲がわかっているときなど便利です。
LATSW
LONSW
LATNE
LONNE
(f) データの切り出し時間に対応してたパラメータセット
例えば、5日の21時から6日の21時までデータが欲しい場合は、
以下のように設定する。非常に簡単ですね。
IDYSTA = 5 ! START- DAY
IDYEND = 6 ! END - DAY
MHRSTA = 21 ! START- TIME
MHREND = 21 ! END - TIME
以下の2変数は文字変数で解析する年と月を入れること。
CIY =’1999’
CIM=’08’
(2)走らせてみる
上記のパラメータ設定が終了したら走らせてみる
./ame-sdp.f
./ame-sdp.h
1999 / ファイルディレクトリ
この状態で、ame-sdp.fをコンパイルしRUNさせる。
ファイル名などを変更しなくてもこれで動くはずです。
(3)出力可能な物理について
このソフトでは、AMEDAS部分とSDP部分は基本的に独立している。
AMEDASパートについて
DAT(N,K,L,LL) が出力可能データ
N 地点通し番号
K 日(1〜31)
L 物理量番号(1〜4)
LL 時間(1〜24)
L:1 風速(m/s)
2 風向(deg)
3 気温(度C)
4降雨量(mm)
SDPパート
現在は時間データしかサポートされていない!!
日データが欲しいときは、readで読み飛ばしている1024byte分のデーターを解きほぐすためにソースコードの変更が必要(興味のある人作ってクリクリ)
DAT(N,K,L,LL) が出力可能データ
N 地点通し番号
K 日(1〜31)
L 物理量番号(1〜24)
LL 時間(1〜24)
L:1 現地気圧(hpa)
2 海面気圧(hpa)
3 水蒸気比湿(g/kg) 神田作成
4 ----------
5気温(度C)
6露点温度(度C)
7蒸気圧(hpa)
8相対湿度(%)
9風向(deg)
10風速(m/s)
11日照時間(hr)
12全天日射量(MJ/m2)
13降水量(mm)
14----------
15降雪深さ(cm)
16積雪深さ(cm)
17-----------
18-----------
19視程 (km)
20全雲量 (0〜1)
21-----------
22------------
23直達日射積算(MJ/m2)
24------------
出力で -------以外の好きな値を出力して下され。
現在はAMEDASと同じ出力形式になっている。